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江州音頭の由来

[2008年3月6日]

ID:56

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伝統芸能 扇踊り 日傘踊り 

江州音頭

 

えい-皆様たのみます

(アードッコイセ)

 

お見かけ通りの若輩が

習い覚えた一節を

つたないながらも

時間まで一生懸命

読み上げまするで

芽をだしまする

二つ葉の苗の育つよう

熱い情のご声援

ひとえにお願い申しまする

(コラ ヨイトヨイヤマカ ドッコイサノセ)

 

扇子踊り

・・・ ・・・ ・・・

そもそも永正十七年

行基菩薩の御発願

四十九院の一寺にて

日吉山は千樹寺に

観音阿みだ如来をば

ご本尊と安置して

万民快楽をいのらるる

近郷近在 処々方々

善男善女の参詣に

門前市をなす繁盛

(コラ ヨイトヨイヤマカ ドッコイサノセ)

 

扇子

永禄十一年 秋半ば

織田信長の軍勢に

焼打ちされて たちまちに

さしも栄えし千樹寺も

跡かたもなく なりにけり

そこで 天正十四年

藤野太郎右ェ門その人が

 

私財を喜捨し 一寄進

寺の再建折念せり

めでたく本道建立

落慶供養の余興にて

時の住職 根誉上人

自らお経に節をつけ

声高らかに読みければ

(コラ ヨイトヨイヤマカ ドッコイサノセ)

(コラ ヨイトヨイヤマカ ドッコイサノセ)

音頭とり

信長の面々 相つどい

ぎゃあてい ぎゃあてい

はらぎゃあてい

はら僧ぎゃあてい

と踊りつく

身ぶり手ぶりも面白く

夜の白むのも打ち忘れ

互いに喜びかわしれり

・・・ ・・・ ・・・

(コラ ヨイトヨイヤマカ ドッコイサノセ)

観音盆

 

 

千樹寺

豊郷町の、中山道沿いに永源寺派の寺千樹寺がある。もともと奈良時代に行基によって創建され江州四十九院の一つであった。古くは比叡山延暦寺に属し日吉山王社を祀ったところから、日吉山千樹寺と称し、当地を「日枝の荘・千枝の里」と呼ばれていた。この寺は中世以来、たびたび焼失したが、そのたびに近在の人の努力で再建が進められた。その落慶供養の余興の中で「江州音頭」の原形ができ上がったのである。永録元亀の頃、織田信長と観音寺城主、佐々木義賢父子・天台宗派との内紛にまきこまれ、

千樹寺も、戦火にあった。天正十四年(1586)、当地の藤野太郎右ェ門が浄財を投じて再建した。その落慶供養の余興として、当時の住職根誉上人が境内に人形を多数並べ参拝の老若男女を集めて手踊りをし、自ら「ギャティ ギャティ ハラギャティ ハラソウギャティ ボウチソワカ」等の経文の二、三句を節おもしろく繰返し、音頭の調子をとり円陣をつくって手ぶり、足ぶみ踊ると見物人が我も我もと参加し、ついに夜のふけるのも忘れて踊りあかしたという。
それ以来、毎年7月17日(旧暦)にこの行事は続けられた。後、天明年間にも村の大火にあい、またもや焼失してしまった。時に北前船で活躍した近江商人、又十・藤野四郎兵衛が亡き父の意思を継ぎ再建。弘化三年(1846)7月17日、古例により遷仏供養を行った。その際、八日市に「歌寅」こと西沢寅吉という祭文作りの名人がいることを聞き、私邸に招き経文祭文をとりいれた一般民衆向きの音頭を作らせ、それに節をつけて歌わせ、さらに絵日傘や扇を与えるなど工夫を凝らして躍らせた。当日集まった人々は”踊らにゃ損”と音頭にのって踊りとおしたという。

江州音頭発祥地の碑

 

 

江州音頭発祥地の着物

祭文踊りとして、評判が評判を呼び、美濃や伊勢にも広まり、やがて江州音頭の呼び名が定着した。豊郷・八日市を中心に近江路一帯に広がっていった音頭は、本来の祭文の意義も徐々に豊作祈願に変わり盆の恒例行事となった。音頭の演題もどんどん増えていく。恋物語から軍記、出世ものやお国自慢など娯楽に貧しかった当時の人々には、この上ない楽しみとなっていった。

 

 

絵日傘

江州音頭は、現在でも人々の心の中に受け継がれ、滋賀県をはじめ周辺都市では八月の盆踊りとして定着している。発祥の地豊郷でも地区ごとに、また、千樹寺境内に設けられた広場では、観音盆として、まちをあげての盆踊り大会が開かれるなど、町民の生活に根づいた文化としていきづいている。また、江州音頭は、豊郷町民の後世に伝えるべき無形文化財として、「絵日傘踊り」、「扇踊り」の形で保存・継承されている。

組織内ジャンル

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お問い合わせ

豊郷町役場産業建設部門産業振興課

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