安全で利便性の高いまちづくり

調和のとれた土地利用の推進や都市核機能の向上を図って、人々が行き交う楽しい都市的交流空間づくりを進めています。

豊かな自然環境、社会環境等との調和の中で、町民の安全性、利便性、快適性がより確保された個性あるまちづくりを進めるため、本計画の基本構想に掲げた「土地利用の基本方向」に即して、総合的かつ計画的な土地利用を推進します。

豊郷駅から町役場に至る一帯を本町における中心的市街地の形成を図る地区と定め、都市基盤整備の促進や地域に適合した効果的な市街地整備事業等の導入・推進等を図って、快適でうるおいのある活気に満ちた都市核の形成に努めます。

広域交通網の整備方針等を踏まえた上で、なお一層便利で安全な町民生活と円滑な産業活動を確保し、地域間相互の有機的連携を強化するため、幹線道路や生活道路について計画的な整備を図ります。

良好な宅地・住宅の供給促進を図るとともに、若年層の町内定住の強化や高年齢化の進行への対応など、時代変化に即応した住宅施策について検討を進め、総合的な居住環境の向上に努めて、定住人口の着実な増加をめざします。

高度情報化に対応した地域づくりについて検討していくとともに、広域的連携の視点も加味して、情報通信基盤の計画的な整備・活用や情報化に関する町民の意識啓発、情報化教育の充実等に努めます。

都市化等による消防・防災業務の高度化にともない、消防・防災・救急・救命体制の一層の充実に努めるとともに、河川の改修等を計画的に進めます。また町民の防災意識の高揚を図り、総合的な地域防災システムづくりに努めます。

交通安全や防犯についての意識の高揚とその施設の充実を進め、交通事故の起きない環境と犯罪のないまちづくりに努めます。また、消費者問題全般の基礎的知識と意識の向上等を図って、賢い消費者の育成に努めます。