『湖東定住自立圏の形成に関する協定書』を公表します
- [公開日:2022年1月18日]
- [更新日:2022年1月18日]
- ID:299
定住自立圏構想について
■定住自立圏構想とは・・・
我が国は、今後急速な人口減少時代に突入すると予測されており、三大都市圏と比較してその度合が著しいとされている地方圏の将来は極めて厳しい状況にあります。
このような状況下で、それぞれの市町村の自主性を尊重しながら、人口が5万人程度以上であることなど、一定の条件を満たす中心市と、周辺市町村が定住自立圏形成協定を結び、連携・役割分担を行うことで、地域の活性化を目指す取組が定住自立圏構想です。
●定住自立圏構想の概要(総務省ホームページ)
■定住自立圏構想推進要綱
国は、平成20年12月26日付けで「定住自立圏構想推進要綱」を公表し、定住自立圏構想の推進にあたって、具体的な手続きについて定められました。
●定住自立圏構想推進要綱の概要(総務省ホームページ)
■中心市宣言
定住自立圏構想推進要綱では、周辺にある市町村と地域全体における人口定住のために連携しようとする中心市が、圏域として必要な生活機能の確保に関して中心的な役割を担う意思を有すること等を明らかにするため、中心市宣言書を作成し、公表することとされています。
中心市である彦根市は、推進要綱に基づき、当圏域の中心市としての役割を果たす意思を内外に示すため、平成21年4月15日に中心市宣言を行いました。
●中心市宣言書(PDF 30KB)
■定住自立圏形成協定の締結
「定住自立圏形成協定」は、中心市宣言を行った中心市と、その周辺にある市町村が、人口定住のために必要な生活機能の確保に向けて、それぞれ1対1で定めて締結するもので、各市町村において、その締結または変更に当たって、地方自治法第96条第2項に基づく議会の議決を経たものをいいます。
彦根市と愛荘町、豊郷町、甲良町および多賀町は、平成21年9月の各市町議会に、定住自立圏形成協定の締結に関する議案を上程し、全ての議会で原案どおり議決されました。
これを受けて、10月4日(日)に、豊郷町の豊郷小学校旧校舎群講堂において、湖東定住自立圏形成協定合同調印式を開催し、1市4町がそろって協定を締結しました。
定住自立圏形成協定の締結は、全国で4番目、近畿では初めてとなります。
●豊郷町との湖東定住自立圏の形成に関する協定書
●湖東定住自立圏の形成に関する協定書第3条一覧表(PDF 158KB)
このたびの協定締結により、湖東定住自立圏が正式に形成され、1市4町での具体的な取組が始まることとなります。
今後、湖東圏域の活性化に向けて、1市4町が連携・協力して、さまざまな課題に取り組み、定住自立圏構想の推進を図ってまいります。